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今日までのSamba (2004/05/29)

CVSwebも復活したし(単なるトラブルだったらしい)、3.0.5pre1も出ているらしいし、 事態は動きつつあるのに相変わらず1か月も前のSambaを追いかけてます。

  • Squidのntlm_authモジュールで、ntlm-server-1プロトコルを有効にしたらしい。
  • この時点でsamba-webの内容がSubversionにマージされたらしい。
  • cups optionパラメータが新設され、cupsd.confの設定を上書きできるように なったらしい(ex. raw printing)。
  • tridge氏による、ldbの説明あり。LDAPとtdbの中間に位置している? スキーマは ないが、LDAPにとてもよく似ているという。ADSドメインコントローラのLDAP コンポーネントのよい基礎になるのではないかと考えているそうだ。(OpenLDAPの サーババックエンドにもなり得るのでは、とのこと。)Kerberos実装のバックエンドや SQLをフロントエンドに置いた実装などのアイデアが出ていた。
  • Win2000 Terminal Serverに対してユーザごとに別接続を使うためのレジストリが 見つかった、とjra氏(同氏はNetApp から教えてもらったと述べている)が報告している。 (cf. MSのKB818528、このパッチを当てる必要があるそうだ) パフォーマンス上の問題だけで動作していたのかな…?
  • vlendec氏が新たなwinbinddの機能を提案したことにより議論がいろいろ起きている ようだ(詳細は分からない…)
  • net rpc group deleteコマンドを実装したそうだ。Krischan Jodies氏のパッチに よる。
  • --with-cracklibサポートはabartlet氏との議論の結果jerry氏が削除したようだ。
  • (4系)いくつかのsamr呼び出しを実装したらしい。
  • (4系)デフォルトではldb関連ツールとレジストリ関連ツールをインストールする ようにしたらしい。
  • この時点で3.0.3rc1が出たようだ。
  • (4系)デフォルトのパイプにsrvsvc/wkssvcパイプを追加したそうだ。
  • (4系)Win2003で受け入れられるような、生成した(マシンアカウント用?) パスワードのチェックをするようになったそうだ。
  • (TNG)いろいろcommitされているようだが、よく分からない…。cleanup?

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Linux/TOWNS 2.4.26-01 リリース

…とのアナウンスがされてました。ソース追随以外の変更点はないそうです。 kurati氏のページからどうぞ。

しかし、せっかく本家にマージされたLinux/98のコードが 削除される可能性がある という話 (info from Slashdot Japan)には少し驚きました。

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今日までのSamba (2004/5/15)

いろいろあって、MS04-011対応の2.2.9 & 3.0.4がリリースされたようです。

まずはSamba XPで話し合われた結果報告から: (日本時間4/14未明、jerry氏)

  • CVSレポジトリはSubversionに移す。
  • バージョン付与方法を(Linux的に?)MAJOR.MINOR.PATCH[(pre|rc)X][-SVN-build-###] に変更(適合)。 MINORは、偶数が安定版・奇数が不安定版。公式リリースではPATCHまで でラベル付けする
  • ロードマップとしてはtridge氏のa proposal for Samba 3.5に沿った感じに なるようだ。(http://samba.org/~jerry/slides/sambaxp04_roadmap.pdf も参照)
    • 3.1.xを6月終わりに始める?
    • 3.1.xが機能を満たすようになったらSAMBA_3_2ブランチを作り3.2.0preX…3.2.0 のリリースへ
    • 3.2.0は(すべてがうまくいけば)今年末に出したい。
    • 3.1/3.2系には4.0系のクライアント側の部分をマージしたいそうだ
    • metze氏が3.9.xとしてラベル付けされるであろう4.0ツリーに対して働いている
  • Bugzillaサーバは来週のいつかの時点でアップグレードする(4/22までに完了?)。

それ以外の話題から:

  • Too many session usersエラーが出るのを抑制するために、session_usersを動的に 作成するようなパッチが投稿され、後にcommitされたようだ。ただし128k(人? bytes?) までという制限をつけているそうだ。
  • pdbeditはlibsmb関連オブジェクトを必要としない、オフラインツールに戻した そうだ。
  • smbmountにタイムアウトコードを追加するパッチを書いた人がいらっしゃる。
  • AC_CHECK_HEADERSマクロ(in configure.in)はシステムごとのcase文中に 書かず、後でまとめて実行するようにしたそうだ。
  • (4系)vfs_simpleモジュールはデフォルトとして動作するようにしたので以前の smb.confでの修正が(一か所?)不要となったようだ。
  • (4系)srvsvc/wkssvc関連のサーバ側実装をしたそうだ。
  • (4系)リモートレジストリ操作に関連して、APIをよりWindows風にしたりGTK+を 使ったフロントエンドを作ったり(後に何度か修正・追加される)、IDLでの記述を 追加したりLDBバックエンドを作り始めたり(後にWin95系ファイル(USER.DAT)を操作する バックエンド(?)も追加)したらしい。
  • (TNG)ソケットからの読み込みには(read()ではなく) recv()を使うように変更した らしい。SSL関連コードも削除とのこと。その他pwd.h関連で修正があったようだ。
  • Lorikeet (2004/3/23の項参照)もSubversionに入ったという。
  • (mainでも) unicodeパラメータは廃止されたそうだ。
  • vlendec氏がwinbinddの効率を上げるパッチを作成、4/20頃取り込まれたようだ。
  • winbinddの入れ子グループサポートが3.0系からマージされたらしい。 winbind nested groupsパラメータ(デフォルト:no)を指定する。
  • WebSVNのdiff表示の背景色が文字色に近い濃い緑なので読みづらいという意見あり。
  • 信頼関係パスワードをpassdb APIでアクセスできるように書き直されたそうだ。
  • CUPSを使用しないときにprintcap nameに/etc/printcap を入れるパッチを 提案されている方がいるが、やはりやめておいたほうがよいのではということに なったようだ。
  • (4系) ldbeditコマンドが入ったそうだ。また、異なる時間帯に設定されている クライアントからテストしても正しく動作するように変更したらしい。
  • さらにテスト用のVOYAGERブランチが作成されたようだ。(/branches/tmp/VOYAGER/)
  • Kerberosチケットが期限切れになったら新しいものを取得するコードが追加された ようだ。その後FILEなccache中の証明書は(Sambaでは作成しないので)削除しないよう 変更され、Bugzilla #1208に対する修正としたらしい。
  • nmblookup -A での出力で正しくMACアドレスが表示されないらしい? (よく分かってないが)smbd側の問題? 3.0系ではnmblookupで表示するコードが加えられている。

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今日までのSamba (2004/5/7)

Windows用パッチ835732(MS04-011)対策も取り込まれて、一安心ですね。

  • ユーザマネージャで権限が表示できるようになったらしい。
  • AFS関連でよく分からない変更があったようだ。wbinfo -kを使うためらしい。
  • 基本的なアカウント作成機能を実装したらしい?
  • netlogon GetDCName機能のクライアント側の実装をしたそうだ。信頼する ドメインのドメインコントローラの名前の問い合わせができるようだ。
  • 適切な権限をもつ非rootユーザも(一度目の)ドメイン参加ができるよう修正した らしい。
  • ワイルドカード指定時のファイル操作(名前変更、削除など?)に関する修正が されたようだ。
  • ブラウズ可能なワークグループを制限するパッチを投稿されている方が いらっしゃる。
  • (4系)ユーザ追加・削除のLSA呼び出しを追加したらしい。
  • (TNG) transfer_file()からwrite_socket_data()への書き換えをしたそうだ。
  • この時点でSubversionのcommitログがsamba-cvsで見られるようになった。
  • (TNG) unicode_to_unix()を削除して、iconv()化がほぼ完了したらしい。
  • LANMANパスワードだけでもSMB署名が使えるようになったらしい。
  • この時点で3.0.3pre2が出たらしい。
  • nt_session_keyと呼んでいたものをuser_session_keyに置き換えた そうだ。
  • 権限をSIDで索引付けするようにしたらしい? さらに修正は進み、 ユーザマネージャで操作できるようになった?
  • 信頼関係のパスワード操作をpassdb経由で行うためのAPI実装が完了したらしい。 まずはtdbsamから。
  • CIFS vfsも1.0.5、1.0.6と順調にバージョンアップを重ねているようだ。
  • UNIX拡張(hard link / symlink)で何か修正があったらしい。
  • (4系) リモートレジストリ操作機能のサーバ側実装を追加したらしい。
  • (4系) セッションキーを記憶しておいて次に活かすらしい。
  • この頃にWebSVNのテスト運用(とsamba-cvsのcommitメッセージへのURI付記)が 始まったようだ。samba-docsのSubversionツリー(?)への導入も始まっている。 しかし、cvsの変更履歴を引き継いだままimportできないものだろうか…。

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a proposal for Samba 3.5関連

tridge氏が提案している。SambaXPでのプレゼンのための意見収集? 以下の 4系の項目を3.5としてマージしたいそうだ。
  • SMBクライアントライブラリ: libcli/raw/ のAPIを使って(他よりは?) 簡単に移行できるのではないかと言われている。RAP関連で不足しているところと Kerberos認証関連を実装する必要があるそうだ。
  • RPCクライアントライブラリ: rpcclientを同等のツールに置き換えて 他の部分を(簡単に)移行できるとしている。winbindd/netコマンド/smbdのドメイン 認証バックエンドの実装も必要。
  • ldbデータベース: tdbと違い、フィールド・属性ベースの検索が出来るらしい。 tdb/LDAPバックエンドからの移行に際してコードの変更は不要らしい。ただし 未完成。
  • smbclientコマンド: 4系からすべて移行することにより、deltree / allinfo というコマンドが使えるようになるらしい。未実装の機能を仕上げる必要がある。
  • smbtorture: SMB/RPCライブラリの移行が済み次第持ってくる。
  • schannelコード: 4系の方がきれいでシンプルなので、SMB/RPCライブラリの 移行が済み次第簡単に移行できるらしい。
  • 4系と互換なソースディレクトリ構造にする予定。
  • Samba4のリリースは3.5の移行が済めば容易になる予定。
  • 3.5は6か月以内にα版を出したいが、開発者が付いてきてくれるかに かかっている。
その後の議論の(私なりの)まとめは以下の通り。
  • 概ね賛意を得られているようだ。
  • CUPSではrpccilentを多用しているのでその使用法が変わらないようにしてほしい、 とMichael Sweet氏。netコマンドに移行するために必要な機能は何かをjerry氏が 聞いているようだ。
  • その後rpcclientの意義、netコマンドに移行してほしいSamba Team側の意向などの やり取りがあったようだ。

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昨日までのSamba (2004/5/1)

いろいろやっている内に3.0.3がリリースされたようです。また、Subversion化の影響で CVSwebまでなくなるとは…資料的価値もあるのでなんとか残してもらえないものかと 思います…(rsyncほかのプロジェクトはどう管理するのだろう)。

Windows用パッチ828741(MS04-012)…ではなく835732(MS04-011) の内の一つ?(2004/5/7修正) を当てたWindowsからはSambaに格納されている パスワードの変更が出来ないらしいという話があるようだ。

  • 週末(4/16-19)の間にCVSwebで見えるツリー内からSambaの内容が削除されてしまった …。 これでは過去の変更がチェックできない。SubversionをWebで見せる機構はまだ 公開されていないし、公開されていても以前の変更が反映されているとはとても 思えない。
  • winbindd チケットexpirationに関する修正が入ったらしい。(Bugzilla #1208)
  • MSDFS機能で作成された共有へのリンクが管理下のものか(?)チェックするように なったらしい。
  • FreeBSDではtimezone()がないためtimegm()を使うようpdb_ldap.cを 修正したようだ。
  • (4系)文字セット関係のテストを追加したそうだ。
  • vlendec氏がクライアントIPアドレスを元にMSDFSの挙動を変化させるパッチを 作ったと(3/27頃)述べている。それに対し、VFSモジュールで似た挙動を実装した という意見があり、同氏がvfs_expand_msdfs モジュールをcommitした、らしい。
    msdfs:@ファイル名@\共有名のようなsymlinkを作成して、そのファイル内に IPアドレス・クラスフル(?)サブネット とサーバ名(などの文字列?)を空白区切りで 書いた行を記述しておく (デフォルトはサーバ名のみ)と「@ファイル名@」の部分がマップされたもので 置換されるという仕組みらしい。
  • smbclient -L をたくさん共有設定しているサーバに実行すると途中までしか 表示されない、という意見がsamba-technicalに来る。smbclientでは使っていない 新しいRPCルーチンがあるらしいということだが、それの実装まで話が進んでない ように見える。
  • (3.0系?) unicodeパラメータを廃止したそうだ。サーバ側ではいつもUnicodeで 受け取るらしい。
  • (3.0系?)NTLMv2関連で、サーバ側ではドメイン名を与えられたままの場合と 大文字化した場合の二通りで(何の?)計算するようにしたらしい。クライアント側では 常に大文字でドメイン名を送るらしい。
  • エイリアス情報をLDAP上で置けるようにしたらしい。
  • tdbはLGPLのライセンス下になったらしい。 4系ではLGPLなldbという新たな(?)DBシステムをマージしているようだ(指定がLDAP ライク、ということだろうか。key-valueタイプのものではない?)。 :
  • nss_winbindモジュールはFreeBSD(5.x?)で一部の関数が動かないという報告が あるようだ。
  • OS/2的な拡張属性をLinux/POSIX的拡張属性に変換して格納する実装をしたらしい。 ea support=yes とすると有効になるそうだ。関連してMS-Wordな文書を見ると表示される 著者情報などはどのように取得するのかという質疑が交わされた。(名前つき データストリームがあればそれを参照するらしい。) さらに後に、store dos attributes パラメータ(共有ごと設定可)が追加されたようだ。これを有効にすると拡張属性内に DOS属性を格納するようになるそうだ。
  • NTLMv2のみのクライアントに対してもSamba PDCがうまく動くようなパッチを abartlet氏が提案され、commitされたようだ。ついでにauth flags パラメータを 廃止したそうだ。
  • (TNG) tdbを移植性高くなるように変更したそうだ。

a proposal for Samba 3.5関連については別記事にて。

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Linux/TOWNS 2.4.25-01 & 2.6.1-01 リリース

…していました。(2.4.25-01が4/25付け、2.6.1-01が4/30付け)

ソース追随以外の変更点はないようです。kurati氏のページからどうぞ。

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