今日までのSamba (2004/12/12)
相変わらず一月前の状況です。
- POSIX aclコードにメモリリークがあったので修正したそうだ (r3116, Bugzilla #1954)。エラーコードの誤りも修正したらしい (r3119, Bugzilla #1955)。
- Sumit Bose氏によるidmap_ridプラグインが導入されたらしい(r3145)。 idmap-rangeパラメータ(ex. idmap backend = idmap_rid:"MYDOMAIN=1000-9999 OTHER=10000-19999")を指定することでRIDとUID/GIDの静的マッピングができるらしい。
- (4系) -Uに'\\administrator@w2k3.vmnet1.vm.base' の形式で指定すると ドメインを空文字列で送ることができるようにしたらしい(r3100)。
- (4系)pvfsモジュールの強化が進んでいるようだ。
- (4系)3.0系ではSPNEGOの際にASN.1の「optional」な部分を使用しているので それは使用するように修正したらしい(r3187)。commitメッセージによると、3.0系側で 修正するのは(この修正よりも)難しいので4系を修正したそうだ。しかしその後 (r3219)vlendec氏により(一時的に?)無効にされている。さらに修正が必要の模様。
- (4系)case insensitive filesystemパラメータで、backend(モジュール?)に 当該ファイルシステムは大文字・小文字を区別しない(そのあたりの処理を省略可能) と知らせることができるようにしたらしい(r3227)。
- このころ3.0.8pre2がアナウンスされた。
- libsmbclientをSolaris上のマルチスレッドプログラムで動作させるための LDFLAGS変更が行われたらしい(r3292)。
- さとう氏の指摘により(Bugzilla #1498)、ACLの順が正しく並ぶようにしたらしい (r3297)。
- (4系) 「uuid(1ff70682-0a51-30e8-076d-740be8cee98b)」のように引用符なしで 記述するのは一部のCプリプロセッサが好まないようなので引用符付きでIDLファイルを 記述できるようにしたそうだ(r3282,3283)。
- このころsendfile support パラメータのデフォルト値をfalse(no)にしている ようだ。
- (4系)ノン・ブロッキングなsocketの使用が可能になったらしい? socket:testnonblock をつけるとテストできるらしい(r3314など)。
- このころwebsvn.samba.org でのViewCVSインタフェースが使えるようになった というアナウンスがderyck氏から出されている。
- (4系)IPv6をサポートするコードが追加されたらしい(r3329)。r3335の時点では gethostbyname2()の存在の有無か明示的にオプションで指定するかで判別している ようだ。コンパイル後は socket:noipv6で無効にできるらしい(r3334)。
- (4系)tdb_wrap_open()内で使われる属性のTDB_CLEAR_IF_FIRSTは大規模な 接続に対しては効率的ではないため、 使わないようにしたらしい(r3357)。その代わり(起動時に?) {openfiles,brlock,unexpec ted}.tdbを 削除するようにしたらしい。
- (4系)一時ファイルは var/locks/smbd.tmp/ の下に展開するようにしたらしい (r3360)。
- (4系)3.0系のwinbindを使えるようにしたらしい(r3361)。また、ドメイン メンバシップの実装も始まったらしい。
- (4系)talloc_free()がO(1)で実行できるように内部処理を削ったらしい(r3366)。 当初はそうだったが壊れたらしい。
- このころ、tridge氏が、妻のファイルサーバに4系Sambaをインストールして 使うようにしたというアナウンスを出している。("Susan" Stage と表現している。) 結構茶目っ気のあるアナウンスだが、彼女が同氏の開発の動機となっているのであれば それは素晴らしいことである。
- (4系)RPC経由のレジストリ操作(? RPC-WINREG)のtortureテストを通過するほどの 実装が完了したらしい(r3369)。これによりレジストリツリー ⇔smbd⇔ NTUSER.DAT の構築ができるという。なんかすごそう。
- Kerberosのkeytabなどの修正(Nalin Dahyabhai氏による)が入っているようだ (r3376など, Bugzilla #1717)。
- 12/6現在もSambaのアーキテクチャにthreadモデルを導入することの是非を 論じているようだが、どうなんだろう。tridge氏は同氏が触ったシステムでは プロセスを利用した方が早いと述べている。
- Kerberosのないプラットフォームでの構築を修正した(r3439)とgd氏が述べている。 この変更点を見ると、各関数の定義の行頭に空白文字を足しているのが興味深い。 それ以前にもいろいろ変更されているので単なるインデントの変更のような ものかもしれない。
- (4系)インクルードファイルの変更をしたらしい(r3443)。システムごとに 違う定義(通常は#ifdef HAVE_XXX で記述するところ)は source/include/system/*.h で吸収するようにしているようだ。(r3447ほかも 関連しているだろう)
- (4系)pvfs openの遅延応答のため、イベント関連コードをミリ秒単位で 実行できるようにしたらしい(r3507)。time_tの代わりにstruct timevalを 使用するらしい。その後、posix:sharedelayパラメータ(単位:マイクロ秒)で 共有違反の遅れを指定できるようになったらしい(r3532)。
- (4系)これまでもいろいろcommitされていたが、DCOM(の基盤)サポートが 追加されたらしい(r3513)。DCERPC呼び出しでオブジェクトUUID越しに(?)送信する ことができるようになったりしたらしい。
- (4系)Squid-3.0で対応するマルチプレックス認証ヘルパーに対応させたらしい (r3541)。リクエストに番号が付くらしい。
- (4系)DOS拡張属性をIDLで記述するようにした?(r3545, 3549)
- (4系)--enable-{krb5,gtk}developer オプションを廃止したそうだ(r3556)。
(JP)(12/7頃)UTF-8でswatが文字化け、という話題があり、森山氏が [samba-jp:17380]にて3.0.8以降ではswatはdisplay charset パラメータに 依存しなくなったという解説をされている。

